海外在住者は一時帰国の際に免税でお買い物できることを皆さんご存知ですか？
私は、何となく出来るんだろうなあと思っていたものの手続きが面倒くさそうだったので、いつも普通に購入していました。が、一時帰国の際の日本で購入する食料品やお洋服の金額って結構馬鹿にならないですよね。
というわけで今回日本に帰省した際に免税購入を試してみたら意外に簡単だったので実体験をもとにその方法を紹介したいと思います。
海外在住者が免税でお買い物する方法
免税制度とは？
外国人など非移住者に対して消費税を免除して販売する制度のことです。
外国人だけではなく、海外に移住している”非移住者の日本人”も対象になります。
海外に2年以上移住している、そして日本滞在期間が６ヶ月未満である必要があります。
免税店でのお買い物方法
免税店は一目で分かるようにTAX -FREEの文字がお店の正面にデカデカと表示されてます。なので、嫌でも目につきます。笑
免税店はこのシンボルが目印です。ドラッグストアなど小さいお店でもこの免税シンボルマークが目に付くところに掲示されています。
免税の対象商品は？
免税の対象は一般物品と消耗品です。
一般物品
主に家電製品、かばんや靴、洋服や民芸品などです。
一般物品の購入金額は5000円以上です。購入したものは国内で使用可です。
消耗品
主に食品、化粧品、飲料、医薬品などです。
消耗品の購入金額は5000円以上です。購入したものは専用の袋で梱包され国外を出るまで使用不可になります。
免税の対象商品
免税を実施している店舗の例
- 東武百貨店
- イオンモール
- 高島屋
- ロフト
- ドンキホーテ
- マツモトキヨシ
- サンドラッグ
- ツルハドラッグ
- ビックカメラ
- ヨドバシカメラ
- ユニクロ
- 無印良品
免税制度を受ける際に必要なもの
- 入国スタンプのあるパスポート
- 海外の住所を証明するID またはグリーンカード
初めて試してみた免税ショッピング♪
ユニクロ編
ユニクロは全国店舗で免税を実施しています。私の地元（超ど田舎）でもサクサクと手続きしてくれました。
ユニクロで購入する洋服は一般物品の分類になります。一般物品は最終的に国外に持ち出すのであれば購入後使用していてもOKです。
購入の際、免税で購入したいという旨を伝えパスポートを提示します。店員さんがパスポートのスタンプを確認しデータを入力します。そしてその場で免税された金額を支払い完了です。
マツモトキヨシ編
マツモトキヨシでは化粧品や医薬品を購入しました。これらのものは消耗品になります。消耗品は国外を出るまで使用不可になります。
全てを専用の袋に入れられ開けると無効になることを告げられます。その場で使いたかったマスクなども入れられてしまったので、再度購入する羽目になりました。すぐに使いたいものは免税とは別で購入しましょう。
無印良品
無印良品では洋服、化粧品、食品などを購入しました。私が行った無印は免税専用のレジがありました。
洋服は一般物品、食品と化粧品は消耗品になり、それぞれ５千円以上購入する必要があります。
それぞれが５千円を満たさない場合は合算という方法もあります。
合算とは、一般物品と消耗品を合わせて5000円以上でOK。ただし、国外に出るまで購入した商品は衣類も含めて使用できません。
私の場合、食料品と化粧品だけで５千円以上だったのでそれらを免税で購入し、洋服はすぐに使いたかったので普通に購入しました。
スーツケースに荷物を入れる関係上、数個に分けて梱包してもらえるか聞いたところ、問題ないとのことだったので４つに分けてもらいました。
化粧水やリキッド物の食品などはスーツケースに入れ、その他のものは手荷物に入れることが出来ました。
出国の際の税関手続き
さてさて、お店の人からは免税で買い物した情報は全て電子化されパスポートに入っているので、パスポートを見せるだけで大丈夫という話を聞いていました。
なので、出国審査時に一緒にその情報も出てくるのかな〜？なんて深く考えずに出国を終え、アメリカに入国した際も何も起きず、免税ってあっけないな〜。なんて思っていました。
が、今になって免税でお買い物をした人は、わざわざ税関カウンターに行って申告しなければならないと知りました。（ガビーん）
そんな税関カウンターなど見た覚えもないのですが、順番としては保安検査（セキュリティーチェック）の後にあるらしいです…苦笑
2023年4月からルールが変わる？
今回この記事を書くにあたり調べて分かったのですが、2023年4月から免税購入対象者に変更があ流ようです。
日本国内以外の住所に2年以上住んでいるということを証明する”在留証明書”または”戸籍の附票の写し”というものが必要になります。
詳しくは以下のリンクを参考にしてください。
まとめ
敬遠していた免税店でのショッピングはやってみたら意外と簡単で拍子抜けでした。こんなことならもっと早く挑戦していれば良かった。
2023年からルールが変わるため免税ショッピングはまたハードルが高くなりそうです。今年の４月までに日本へ帰省する予定がある方は是非免税でのお買い物を楽しんでくださいね。
ルールが変わった後にまた免税ショッピングを挑戦した際にはまた記事にしたいと思います。
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