カリフォルニア大学 バークレー校はカリフォルニア州北部バークレーに位置する世界的にもトップクラスの大学です。
USNews の発表した米国大学のグローバルランキングでは、唯一の公立大学として上位にランキングしています。(US News Wold Report)
今回、大学見学ツアーに申し込みキャンパス内を90分かけてガイドしてもらいました。大学の様子や雰囲気を感じることができたと共に、沢山の有益な情報を得ることができました。
今回学んだことを紹介したいと思います。
UCバークレー校ガイドツアー(University of California Berkeley)
UCバークレーGPA&合格率
UCバークレーの合格率は11%です。(ちなみにUCLAは8%)
平均のGPAは3.93 です。(Fall2022)
そして77%の学生がカリフォルニア出身ということです。
最新の合格率はこちらを参考にしてください。
UCバークレー授業料 (2022−2023)
以下、今回もらったパンフレットに書いてあったUCバークレーの授業料&諸経費です。
Residents 州内の学生 | Non residents 州外の学生 | |
Tuition/Fee 授業料 | $14,796.00 | $45,822.00 |
Room/Board 部屋代 | $19,520.00 | $19,570.00 |
Other Expenses 諸経費 | $9,478.00 | $9,478.00 |
TOTAL BUDGET 合計 | $43,794.00 | $74,820.00 |
州内の学生であれば、授業料&生活費込みで650万ほど、州外の学生であれば1100万ほどの予算です。
ツアーの申し込み方
ガイドツアーは現在バークレーに通っている学生さんが案内してくれます。学校の様子や学部のことなど細かく説明してくれ、色んな質問にも答えてくれるのでとてもおすすめです。
ガイドツアーは事前の予約が必要です。週末はすぐに無くなるので週末行きたい場合は頻繁にチェックしましょう。Free Guided Walking Tours
日程が合わないなどの場合は、自分でキャンパス内を歩くセルフガイドもあります。
大学ツアー当日/内容など
ツアーはビジターセンターから開始します。我が家が参加したのは朝9時半から11時までの90分のツアーでした。
私たちの担当はチャーリー君。見た目から大人しそうな子かと思ったら何とミュージカルを10年間も続けているという元気で情熱的な学生さん。この学校が好きという熱心な想いが伝わるとっても説明上手なガイドさんでした。
125年前に建てられたという校舎は古い趣があり素敵な感じです。
バークレーのビジネス学部は、エンジニアとビジネスの両方を学ぶBS(Bachelor of Science) のプログラムがあるそうです。
ビジネスはBAだけと思ってたけどやはりシリコンバレー。両方学んだ優秀な人たちがスタートアップなどを立ち上げるんだろうなぁと妙に納得。
Enviromental Design の学部で利用されいてるこの建物はブルータリズム(brutalism)と言われる建築様式でセルフクーリング&ヒーティンングシステムがあるそうです。かっこいい〜
Pappy Woldofというこのお方はカリフォルニア大学のフッドボールのヘッドコーチだったそうです。
その実績と栄光を讃えられて銅像が建てられたそうです。この銅像をBlindfolded (目隠し)することで試合に集中し勝てるいう伝承があるらしく(縁起担ぎ?)今でもホームゲームの時はこの方は目隠しされるそう。
UCバークレーのケミストリーは世界的にもトップクラスで、ナンバーワンにランキングされているそうです。すばらしい〜!
ベル&クロックタワーのCampanile。 307ft(94m)の高さがあり、中にはベルが61個あるそうです。UCバークレーのシンボル的な存在。バークレーは絵になる建物が多いです。
キャンパスのど真ん中にある駐車スペース。ノーベル賞を受賞したVIPな人たちが停められるんだって。
第二次世界大戦の戦った人たちに敬意を表して作られたcommemorative seal。これを踏んでしまうとGPA4.0が取れなくなるという呪いがあるそうです。踏まなくてもGPA4.0なんて無理〜と思ってしまった。笑
ずっと遠くの木の合間にゴールデンゲートが見えます。
キャンパス内は緑が多く広々としていて、歩いてても気持ちのよいリラックスできる雰囲気でした。こんな大学に行ってみたかったな〜。
72% の学生が専攻するというCollege of Letter and Science。直訳すると文理学部でしょうか。
今はこの中にコンピューターサイエンスも含まれていますが、これからは分離して独立した学部になるそうです。
大多数の人がこの学部を選択するので(High impact majorと呼ばれます)違うメジャー専攻で入学してからこのメジャーを専攻したい場合はかなり難しいそうです。
キャンパス内のセーフティについて
キャンパス内のありとあらゆる場所にEmergencyの電話が設置されています。何かあればすぐに電話をかけてポリスを呼ぶことができます。そしてキャンパス内にはシャトルサービスもあります。
夜はエスコートサービスがあり、建物から建物、車や駅などまでエスコートしてくれるそうです。学生の安全を第一に考えてくれています。
ハウジングについて
大学の最初の年は学校が提供するドームに住みます。
5つあるオプションの中から自分の好きなドームを選択するそうです。女性は女性専用、LGBTの学生専用など優先されるそうです。
2年以降は大学内のドームかオフキャンパスアパートメントか選択できるそうです。
学生保険(インシュランス)のついて
UCバークレーは学生保険を提供していて、学生さんはキャンパス内の診療所で安く診察してもらえます。安心ですね。
エッセイについて
誰かがどんなエッセイを書いたら良いですか?という質問に対して、その子はBe yourself と言っていました。何に興味があって、今までどんなことを達成してきて、なぜUCバークレーで勉強したいのかを正直に書けば良いと言っていました。
その子はオクラホマ出身で、コンピュータサイエンス専攻で、ミュージカルを10年続けているというアートとサイエンスどちらにも長けているエネルギッシュな学生さんです。
UCバークレー出身のおじさんが大学見学に連れてきてくれたそうです。普段はとても静かなおじさんがとても情熱的に学校のことを説明してくれるのをみてこの学校で勉強してみたいと決めたそうです。
まとめ
UCバークレーのキャンパスツアーは情熱的なガイドさんに案内してもらいとても有意義な時間を過ごすことができました。実際通ってる学生さんの話はとても有益な情報が多く、さらにモチベーションにもつながるのでガイドツアーはおすすめです。
UC 大学受験するなら参考にしたい本
授業料や合格率、ランキングなどはこちらも参考にしてください。
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