うちの長女は今アメリカで高校2年生です。
アメリカの高校は4年制なので後2年で卒業です。そしてその時に直面するのが大学受験です。
理系に進むべきか文系に進むべきか、どんな学部がいいのか、将来どんな分野の仕事に携わりたいか、などなど今からある程度の方向性を決めないといけません。
子供が興味を持ち、今後も需要があり収入も高いような職業についてほしいと思うのが親心です。そして、そのためにはどんどん進化していく時代の動きを把握しないと親として的確なアドバイスができません。
というわけで、今回はアメリカで今後も成長する仕事、且つ高い収入が得られる職業について調べまとめてみました。
私のような同じような悩みを持つ方の参考になればと思います。
高給&今後も需要のあるアメリカの職業トップ10【2023年版】
以下 U.S BUREAU OF LABOR STATISTIC を参考に、2021年から2030年にJob Growth率が高く年収も高めの職業トップ10を選んでみました。
Nurse Practitioner ナースプラクティショナー
年収:$120,680
仕事の成長率:46%
アメリカでナースプラクティショナーになるためには、まずナース(RN)の学位を取得し、更に2年間の修士課程(Master’s Degree)を終了する必要があります。
主にドクターと共に働き一定の診療や治療ができます。
次の10年で一番需要があり且つ高給な職業です。
Data Scientist 情報科学者
年収:$100,910
仕事の成長率:36%
データサイエンティストの仕事は大量の蓄積データを収集し、必要な情報を解析し分析するお仕事です。
数学、統計学やITなどの様々なスキルが求められます。最近ではAI(人工知能)などに用いるためのビッグデータの解析などで注目を浴びている職業です。
今後も様々な分野で自動化AIの需要が高まると予想されるので、コンピュータサイエンスを勉強し、データサイエンティストになれば一躍ときの人になれる職業です。
Informational Security Analyst 情報セキュリティアナリスト
年収:$102,600
仕事の成長率:35%
コンピュータサイエンスやコンピュータエンジニアリングの知識が必要となります。
企業において機密データが盗まれたり情報が漏えいするのを防ぎ、最適なセキュリティ環境を構築する仕事です。
Statisticians 統計学者
年収:$95,570
仕事の成長率 33%
統計学者は、データを分析しコンピュータ技術を駆使しながら問題を解決します。エントリーレベルは修士の学位が必要です。
Web Developers ウエブ開発者
仕事の成長率:30.3%
Web 開発者は、Web サイトやアプリを作成、構築します。
インターフェイスのレイアウト、機能、およびナビゲーションの使いやすさを開発、作成、およびテストします。深いコーディングの知識が必要です。
仕事の需要がありますが、年収が他に比べやや低めなのが気になります。
Physician Assistant 医師助手
年収:$121,530.
仕事の成長率:28%
医師でもなく看護師でもないPAという職業は日本には無いのでいまいちピンとこないかもしれません。
患者を診察したり検査をオーダーしたり治療にあたるなど医師がやるようなことほぼできますが、重病な患者の場合などは医師の下でケアに携わります。
大学卒業後にPAになるためには修士課程を終了する必要があります。ナースプラクティショナーと同等の収入が得られ仕事の需要もあります。
Medical and Health Service Managers メディカルマネージャー
年収: $101,340
仕事の成長率: 28%
医療ヘルスサービスマネージャーとは病院やクリニックなどの医療機関で、医療従事者の事業活動をマネージメントする職業です。
Software Developer ソフトウエア開発者
年収:$109,020
仕事の成長率:25%
ソフトウェア開発者 (ソフトウェア エンジニア)は、ソフトウェアの設計、コーディング、テスト、および開発を行います。
ソフトウェア開発者に最も必要な知識はコーディング スキルです。
コーディングのスキルがあり、技術面接で証明できれば独学でも就職可能と言われています。
Actuary 保険計理士
年収:$105,900
仕事の成長率:21%
保険会社に勤務し顧客 (個人または企業) に保険証券を発行する必要があるかどうかを判断します。健康、生命、自動車、住宅所有者、医療過誤、労災保険、および退職金やその他の投資に関する評価を行います。
financial manager 財務マネージャー
年収: $131,710
仕事の成長率:17%
財務マネージャーは組織の財務を管理します。財務マネージャーは、弱点やリスクの特定し、問題を排除し、利益を増やすための提案をします。通常、ビジネスやファイナンスまたは関連分野の学士号を習得している必要があります。
まとめ
ITやテクノロジーが急速に進んでいる昨今、コーディングやコンピュータの知識があれば時代の流れについていけそうです。
そしてやはりいつの時代も医療は必要で、医療のスキルがあれば時代が不況になったとしても生き抜くことができます。うちは主人はコンピュータ系、私自身は医療系なので、娘たちがどちらかの職種に興味を持ってくれるように促していきたい(笑)と思います。
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