アメリカで子供の日本のパスポート申請方法(期限切れ/新規) 

今年の年末に3年ぶりに日本へ帰省します。

今回、有効期限の切れていた子供の日本のパスポートを新たに申請しました。

今は入国制限が緩和されたので、アメリカのパスポートでも入れるのですが、いつまた日本のコロナ状況が悪化し、急に入国を制限するかもしれない。という心配があったからです。

久しぶりの日本旅行を成功させるために用心するに越したことはありません。(笑)

今回は、サンフランシスコ領事館にて手続きをしたのでその時の申請方法を紹介したいと思います。

デスクレイマー:お住まいの管轄にある領事館によっては手続き方法が異なるかもしれません。必ずお住まいの地域の領事館、大使館のウエブサイトで必要書類等を確認してください。

目次

まず最初にやること 領事館の予約を取る

現在、サンフランシスコ領事館での申請手続きは全て予約制です。予約が無く直接行った場合は受け付けてもらえません。(実際、入り口で返されている人を見ました。汗)

さらに、時期にもよりますが、私が予約した時は(10月頃)1ヶ月以上予約で埋まっていました。なので全ての書類が揃う前にまず予約を取ることをおすすめします。キャンセルや変更は後から簡単にできます。

予約完了後にID番号が表示されます。来館時その予約ID番号が必要となるので忘れずにメモしましょう。予約完了後に確定のメール通知はありません。

サンフランシスコ領事館 申請窓口の予約

パスポート申請の必要書類

1 一般旅券申請書 一通
2 有効期限切れのパスポート
3 写真一枚 ( 3.5cmx4.5cm )
4 米国滞在資格
5 戸籍謄本(6ヶ月以内に発行されたもの)一通

旅券申請書に関して

18歳未満の子供は5年用のみの申請です。

申請書はダウンロードして必要事項を記入、印刷して持参します。もしくは郵便による請求も可能です。

自宅で印刷する場合に気をつけること

申請書のサイズはA4もしくはレターサイズとあります。アメリカにお住まいであれば大半はレターサイズの設定だと思います。その際、プリンターの設定によってはオートで拡大縮小してしまう場合があります。

我が家のプリンターの場合、勝手に92%に縮小して印刷されました。拡大縮小された申請書は受け付けられないので、必ずレターサイズで100%であることを確認してください。

パスポート申請書をダウンロードするプロセスが詳しくこちらにも書かれています。

よくある質問の印刷欄に詳しい情報があります。

申請書の記入方法はこちらに詳しく書かれています。

所持人署名の欄は必ず子供本人の署名が必要です。
本人が同行せずに親が代理で申請する場合は代理申請の欄に親のサインが必要です。

戸籍謄本に関して

海外から戸籍謄本を請求するための送金方法を私の戸籍謄本がある市役所に問い合わせたところ、国際郵便為替(International Postal Money Order)は利用できないとの返答でした。

日本円を現金送付できる郵便でのみ受け付けているとのことでした。そのため、自分で申請するのは諦め、家族に手続きをお願いしました。

以下、私の母から市役所に申請してもらうために書いてもらった必要事項です。これらを記入後、私の戸籍謄本がある市役所宛に郵送してもらいました。(各役所で必要記入事項が異なるかもしれません。)

申請書
  1. 請求日:
  2. 請求者の住所:
  3. 氏名:
  4. 生年月日:
  5. 電話番号:
  6. 戸籍の内容
    本籍:
    筆頭者:
    筆頭者の生年月日:
  7. 必要なものと通数
    戸籍謄本 
    (例:孫のパスポート申請のため)
  8. 戸籍に記載されている方から見た関係(例:妻の母親)
請求者ご本人の確認ができるものの写し
母の運転免許書のコピーを入れてもらいました。
返信用封筒
母の住所と名前を書き切手を貼った封筒(空)を入れてもらいました。
手数料

郵便局で手数料分の定額小為替を買って入れてもらいました。

*子供二人の手続きを同時に行う場合は、戸籍謄本は一通で大丈夫です。

パスポート写真に関して

写真はWalgreenで撮影してもらいました。金額は16ドルくらいと若干高めですが確実です。

ジャパニーズパスポートに使用するというと、規定のサイズ(3.5cmx4.5cm)で作ってくれます。

写真は切らずにそのまま持参します。

米国滞在資格の書類に関して

米国滞在資格を確認する書類として、長期滞在者、永住者、もしくは二重国籍者なのかによって必要書類が変わってきます。(詳しくはこちらでご確認ください。)

我が家の場合、子供はアメリカで生まれているので、出生証明書と米国パスポートを持参しました。これらの書類はコピーではなく、必ず原本である必要があります。

親が代理で申請する場合、親の米国滞在資格も確認されます。日本のパスポートと米国滞在資格が確認できる書類を持参する必要があります。

パスポートの申請当日

子供は学校があったので、私(片親可)だけが申請の手続きに行きました。全ての書類があれば、手続き自体は15分ほどで完了します。

窓口で申請してからパスポートの交付までは約一週間ほどです。

渡された引換書に書かれている交付日以降に予約を取ります。受領も予約制ですが、申請の予約と違う枠があるようで希望した日に簡単に取ることができました。

パスポートの受け取り

パスポートの受け取りは、申請者本人(子供)を連れて行く必要があります。親は片親だけでも大丈夫です。

必要書類は以下になります。

  • 予約ID番号
  • 引換書
  • 手数料(子供12歳以上は一人102ドルでした。現金もしくはマネーオーダーのみです。)
  • 身分証明書

期限が切れていないパスポートの更新の場合

現在所有しているパスポートの有効期限の1年前から申請が可能です。

以下、更新に必要な書類です。戸籍謄本は(変更がない限り)不要です。

1 一般旅券申請書:1
2 有効なパスポート
3 写真 1 (サイズ 45cm 35cm)無背景、正面、6ヶ月以内に撮影したもの
4 米国滞在資格

詳細はサンフランシスコ領事館のウエブサイトにてご確認ください。

まとめ

今回、有効期限が切れた子供の日本のパスポートを新たにサンフランシスコ領事館にて申請したので、そのプロセスを簡単に紹介させていただきました。同じような状況の方のお役に立てれば嬉しいです。

各領事館によって必要書類が異なる場合もあると思うので、詳細はお住まいの管轄の領事館にお問合せください。

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