英語のスピーキングってやってもやってもなかなか目に見える進歩って見えにくいものです。
私がアメリカに引っ越しが決まった時、
『やっと英語が自然に身につくになる。ペラペラに話せるようになれる!』と思ったのは束の間、現実はそんなに甘くはありませんでした。
アメリカに来て、1年が過ぎ2年が過ぎ月日がどんどん過ぎていきましたが、私のスピーキング力は思うほど上達しませんでした。
語学には向き不向きがあって、やっぱり自分は向かないんじゃないか、とか
勉強方法が間違っているのかな、と常にもがいていました。
そして気付いたことがありました。
英語圏に住んでいるだけで英語はペラペラにはならないんです。
現に、アメリカに20年住んでいる日本人を知っていますが、英語はペラペラではありません。
英語はある程度の基礎がないと話せるようにならないのです。
そしてそれを練習するには、インプット(受け身の学習)ではなくアウトプット練習(自分から発すること)が大事なのです。
そして、私がスピーキング強化のために色んな勉強法を試したなかで、もっとも効果的にスピーキングが上達した方法を今回は紹介します。
効率的に英語のスピーキングが上達した三つの方法
シャドーイング
ネイティブが話す英語の教材を使いひたすらそれをシャドーイングします。
聞いてその直後を追いかけるように話していきます。最初は大変です。が続けいてるとできるようになります。私はこちらのWebサイトを利用しました。
Easy, Intermediate, Difficult とレベル分けされているので自分のレベルにあったもので練習できます。さらに色んなシチュエーション毎に普段役立つような英会話文が収録されています。フレーズや英単語のことも詳しく説明されているので、とても分かりやすいです。
自分で持っているリスニング教材を利用してスピーキングの練習をするのも良いです。
リピーティング
まず第一ステップのシャドーイングができるようになったら、次はリピーディングの練習です。
リピーティングとは、リスニング教材を聞き、一文ごとにストップしてから聞いたことをリピーティングする勉強方法です。これは長いセンテンスになればなるほど難しいです。
最初に聞いた通りに言えない時は一旦文を見ます。そしてその後、見ずに言えるようになるまで練習します。
気の遠くなるような作業ですがこれができるようになると大分力が付きます。
ESL教材は、わかりやすく発音してあるのでリスニングやリピーティング教材に最適です。
TOEFL のスピーキング教材を使う
私はTOEFLのテストを受けたので、そのために使ったスピーキング教材はとても役立ちました。
TOEFLのスピーキングは一つの質問に対し15秒で考え45秒以内で答えなければなりません。
これは聞いたことを瞬時に理解し瞬時に英語で答える瞬発力が鍛えられます。
英語での会話は言葉のキャッチボールなので、言われたことを瞬時に理解し返答しなければなりません。自分の考えをすぐに英語にして言う瞬発力を鍛えるにはやはり訓練になります。
その訓練がTOEFLのスピーキング教材を使うことで鍛えられます。
もしくは、自分で質問を考え1分間で答えるというやり方でもいいと思います。
最初は、言いたいことが考え付かなかったり、まとまらなかったり、単語が思いつかなかったりでしどろもどろの悲惨な状態です。が、とにかく時間内でできるだけ止まらず喋るように訓練します。
その後、言いたくても出てこなかった単語を調べたり、言いたい内容を整理したしてからもう一度時間を計って喋ります。その時も時間内で出来るだけ止まらず喋りまくります。
これを何回も何回も繰り返し練習すると、徐々に自然で流暢に言いたいことを言えるようになってきます。
こちらの教材はスピーキングとライティングの勉強にとても役立ちました。
ちなみに私が使ったTOEFLの教材はこちら。スピーキングとライティングの勉強方法が学べます。
こちらはTOEFLを主催しているETSで出している教材。これで勉強したら間違いなく高得点狙えます。
まとめ
以上、私が試して効果のあった方法の紹介でした。
英語を話せるようになる以前の私は、会話は続かないし、つっかえるのが怖いので、いつも静かで控えめにしていました。そして本当の自分を表現できずにすごくストレスを感じていました。
英語を話せるようになってからは、英語でも日本語でも同じようにコミュニケーションをとれるようになり友達も増えました。
さらに州立大学に進学卒業し、今では仕事にも就くことも出来ました。
そこまでくるまでには独学スピーキング勉強法と毎日コツコツの努力の積み重ねがとても大事だったと思います。効果が出るまでは時間がかかるし自分ではすぐに目の見えた進歩が分からないと思いますが、確実に英語力は上がっていきます。
英語の先生が言っていましたが、英語の勉強はピアノの練習と似ていると言っていました。
毎日の練習の努力は必ず実になります。頑張りましょう〜!
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