突然ですが、英語のスピーキングってやってもやってもなかなか目に見える進歩って見えにくいものです。
自分の学習法に疑問を感じたり、
語学習得には向き不向きがあって、自分は向かないから諦めようかな。とか
結局留学しないと英語は話せるようにならないよな。とか色々な悩みは尽きないと思います。私も苦しみもがいていた一人でした。笑
そんな時、主人の仕事の都合でアメリカに引っ越すことが決まりました。私は
『やっとこれで英語が自然に身につく。ペラペラに話せるようになれる!』と思い込んで疑いませんでした。
そして、アメリカに来て、1年が過ぎ2年が過ぎ月日がどんどん過ぎていきましたが、私のスピーキング力は一向に上達しませんでした。
そして気付いたことがありました。
- 英語圏にいるだけで英語はペラペラにはならない。
- スピーキングはある程度の基礎がないと話せるようにならない。
- 話すようになるにはインプット(受け身の学習)ではなくアウトプット練習(自分から発すること)することが大事。
きっと若い人で頭が柔軟で英語が得意な人は、外国圏に住んでるだけでペラペラになるかもしれません。
でも私はどっちかといえば英語は不得意なほう。さらにアメリカに移住した時は既に30歳、自然に英語が身につくなんて奇跡は起きませんでした。
そしてスピーキング強化のために色んな勉強法を試しました。
その中でも、特に効果があった方法は、シャドーイング、リピーティング、そしてTOEFL(トーフル)教材を使った勉強法です。以下に詳しく紹介します。
効率的に英語のスピーキングが上達した三つの方法
シャドーイング
ネイティブが話す英語の教材を使いひたすらそれをシャドーイングします。聞いてその直後を追いかけるように話していきます。最初は大変に思うかもしれません。が続けいてるとできるようになります。私はこちらのWebサイトを利用しました。
Easy, Intermediate, Difficult とレベル分けされているので自分のレベルのものが見つかります。さらに色んなシチュエーション毎に普段役立つような英会話文が収録されています。フレーズや英単語のことも詳しく説明されているので、とても分かりやすいです。
自分で持っているリスニング教材を利用してスピーキングの練習をするのもいいと思います。
リピーティング
まず第一ステップのシャドーイングができるようになったら、今度は一文毎に止めて、聞いたことをリピーティングします。これは長いセンテンスになればなるほど難しいです。
最初出来ない時は文を見ながら練習します。その後、見ずに言えるようになるまで練習します。
気の遠くなるような作業ですがこれができるようになると大分力が付きます。
TOEFL のスピーキング教材を使う
私はTOEFLのテストを受けたので、その時使ったスピーキング教材はとても役立ちました。これは質問に対し15秒で考え45秒以内で答えなければなりません。
これは聞いたことを瞬時に理解し瞬時に英語で答える瞬発力が鍛えられます。
英語での会話は言葉のキャッチボールなので、言われたことを瞬時に理解し返答しなければなりません。自分の考えをすぐに英語にして言う瞬発力を鍛えるにはやはり訓練になります。その訓練がTOEFLのスピーキング教材を使うことで鍛えられます。もしくは、自分で質問を考え1分間で答えるというやり方でもいいと思います。
最初の一回目は、言いたいことが考え付かなかったり、言いたい単語が思いつかなかったりでしどろもどろになると思います。時間を測りその時間内でできるだけ止まらず喋りまくります。
その後、言いたい内容を整理したり、言いたくても出てこなかった単語を調べたりして、もう一度時間を計って喋りまくります。時間内で出来るだけ止まらず喋りまくります。
これを何回も何回も繰り返し練習すると、徐々に自然で流暢に言いたいことを言えるようになります。
こちらの教材はスピーキングとライティングの勉強にとても役立ちました。
こちらはETS公認のトーフル攻略本です。
まとめ
以上の三つの方法が私が試して効果のあった方法でした。
英語を話せるようになる以前の私は、会話は続かないし、つっかえるのが怖いので、いつも静かに控えめにしていました。なので、英語では本当の自分を表現できずにすごくストレスを感じていました。
英語を話せるようになってからは、英語でも日本語でも同じように自分自身を表現でき友達も増えました。さらに州立大学に進学卒業し、今では仕事にも就くことも出来ました。そこまでくるまでには独学スピーキング勉強法と毎日コツコツ努力する積み重ねがとても大事だったと思います、効果が出ているとすぐ自分では分からないと思いますが、毎日の積み重ねが確実に英語力を高めています。焦らず諦めず毎日少しでもいいので続けてみてくださいね。
TOEFLスピーキングの勉強法はこちらも参考にしてくださいね。
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