昔、私が通っていた大学のクラスで、各国の文化の違いについての話になりました。
アメリカと日本のことわざの話になって、すごく対照的で面白いと思ったので紹介します。
文化の違いを象徴する日米のことわざ
日本の有名なことわざで
The nail that sticks out will get a pounding
というのがあります。自己主張する人は和を乱すと嫌われて、空気を読めとか、右に習えとか、そんな感じに言われがちですよね。
一方、アメリカでは
The squeaky wheel gets the grease
というのがあります。
文句や不満があるなら声に出して言わないと気づいてもらえない。逆に自己主張する人はちゃんと見返りをもらえるという意味です。
アメリカに来てこれに尽きる!と思う経験その1
例えば、蛇口に取り付けるタイプの浄水機が壊れた時。
一年以上使っていてワランティも切れていたんですがダメもとで電話してみました。
そして、すごく気に入って使っていたのに壊れてしまってとても残念。もし新しくしてもらえたら今後も使い続けたい。と言うようにことを言ったらすんなり新しいの送ってくれました。
アメリカに来てこれに尽きる!と思う経験その2
他に思い出すのは、大学時代の時。
エッセイの宿題で、本からの引用文の書き方が間違っていたという理由で0点を取ってしまったんです。
一生懸命やったのにすごく悔しくて教授にもう一度やり直しさせてもらえるように頼みました。
締切も過ぎてスコアも出た後なので普通ならダメと言われても当然です。でもその教授は承諾してくれてその後最高点をくれたんです。
他にもあります。日本の大学のクレジットをアメリカの大学のクレジットにトランスファーしてもらいたい時、直に教授に会いに行きお願いしました。そしたらすんなりOKしてくれたんです。
そしてその行動を取るか取らないかで5クレジットも得したのです。(その金額は2000~3000ドルに程です。)
まとめ:アメリカで自己主張は必要なスキル
上記に述べたような体験をするたびに、アメリカでは言ったもん勝ちとつくづく感じます。
日本は、決まりとかルールに沿っているので、一人だけ特別扱いは許されないですよね。逆にそういうこと言い張る人は超自己チュ〜と敬遠されがちです。
が、アメリカではそういう主張する人が道を切り開いていけます。
この国で図太く生き抜くためには自己主張は必要なスキルです。
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