先日、自宅の車がネズミにやられました。🐹
エンジンのコンパートメントの中に入り込んでどんちゃん騒ぎをしていた様子。
車の定期点検をしてもらった時に発覚しました。エンジン付近のワイヤーやらカバーを噛みちぎるなど散々な被害がありました。そしてその修理費なんと7,700ドル。
以前住んでいた中西部では寒さしのぎのためにネズミがガレージや車に入るこんでくるという話は聞いたことありました。それでもそんな経験は今まで一度もありませんでした。
ここは青空広がる爽やかなカリフォルニア。なんでここで?よりによってうちの車?ショック大でした。
今回は、その被害についてと今後の対策などを紹介したいと思います。
ネズミによる車のダメージ
ネズミの被害にあったのは、ほぼ毎日使っている私の車です。
メンテナンスのおじさんの話によるとまずフンが沢山あり、木の実の殻などの食べカスもあったそうです。そしてワイヤーやエンジンカバーなどを噛みちぎって結構派手にやっていたようです。
この状態に気がつかないで車の空調を使っていると、ネズミの糞からの有毒ガスを吸い込み体に非常に危険だそうです。
本格的に夏になる前に発見できて本当にラッキーでした。自分では普段ボンネットを開けたりしないけど定期的に開けてみるのも大事だと思いました。
考えられる原因
春休みに1週間出掛けていて車をドライブウェイに置きっぱなしにしてたのでその間に住みつき始めたかもしれません。
ちょうど同じ頃、外のゴミ箱をドライブウェイの車の前に置きっぱなしにしていました。
ネズミは、鳥のバードフィーダーや外のゴミ箱、犬の餌が置いてあるガレージなど、食べ物へのアクセスがあるところに寄ってくるそうです。その近くにある車は、天敵からも身を守り食べ物へのアクセスにも近いということで絶好の住処になります。
そして調べてわかったのですが、車のワイヤーの外側部分にある断熱材は大豆から作られていることが多いのだそうです。これらもネズミが好んで車のワイヤーを食べる理由です。
ネズミによる被害額と保険について
被害の修理費
ダメージの修理費が総額7,700ドルと見積もりされました。
その金額に愕然とした私。
一体どこからそんな費用が出てくるんだ?????そうでなくてもカリフォルニアは高すぎて生きていくだけでも必死なのに…と落ち込んだのも1日だけ。
実はネズミによる車の被害は全額保険でカバーされたのです。
車両保険について(comprehensive auto insurance coverage)
車両保険とは衝突以外の車両の損害を補償します。
例)
- 落下した瓦礫による損害
- 破壊行為による損害
- 動物による損害
- 雹などの天災による損害
以前、中西部に住んでいた頃、運転中にゴルフボールサイズの雹に降られフロントガラスが割れ車体がボコボコになったことがあります。その時もこの車両保険で修理代はカバーされました。
さらに自分の過失ではない理由で車両保険を使用した場合、その後も保険代は高くなりません。本当に助かります。
もう絶対寄せ付けない! ネズミ対策
一回住処にした場所にはネズミは戻ってくると言います。
案の定、修理から車が戻ってきた次の日また来ている形跡がありました。フンと木の実の殻がまたあったのです。なんとしても早く対策をしなければと調べた結果、以下の対策をすることにしました。
ネズミはペパーミントの匂いが嫌い
ネズミは強い匂い(特にペパーミント)が嫌いです。
こちらはペパーミントオイルで作られていてかなりキツい匂いがします。同梱されいているスティッカーをこの下部分に貼り、これをエンジンの中に置きます。
こちらは二つ1セットになっていたので、主人と私の車二つに置きました。
効き目は2〜3ヶ月だそうです。
ネズミが数日で死ぬ毒餌
さらに念には念を入れてネズミを殺す毒餌もガレージの前に置くことにしました。トムキャット商品はメンテナンスのおじさんがおすすめしてたので期待できそう。
こちらは危ないので手袋をつけて扱います。こんだけ沢山の毒餌が入ってます。
そのうちの二つを箱の中に設置します。
餌の部分が透明なのでネズミが食べているか一目でわかるようになっています。
ネズミが嫌いな周波数の音を出す装置
こちらは人間や犬や猫などの耳には聞こえずネズミなどの特定の動物にだけに聞こえる周波の音を出す装置です。ただしハムスターをペットとして飼っている場合には使えません。
さらにすごいのが、ネズミだけではなく蚊や蜘蛛などの昆虫にも効き目があります。
夏になると色んな虫が家の中に入ってくるのでこれがあると心強いかも。フルーツフライにも効くそうです。
まとめ
ネズミによる被害は今までは他人事と思っていましたが、自分の車が実際被害に遭って全然他人事じゃなくなりました。今回は保険で修理してもらえたので救われましたが、2度とこんなことが起きないように予防策に努めたいと思います。
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