【英語で面接】これ定番必ず面接で聞かれる6つの質問とその答え方

アメリカで仕事を探す際、一番の難関なのが面接です。

私の場合、日本語ですら面接は大の苦手、それが英語ともなると緊張して頭が真っ白、普通だったら聞き取れる簡単なことも急に何も聞こえない。。。ということが多々ありました。

そんな状況下でも、冷静に面接官の言ったことを理解し、さらに的の得たベストな返答をするとなると事前準備は必要不可欠です。

私が今まで数々の英語面接を経験してきた中で、これは定番、絶対聞かれるという質問を今回は6つ選んでみました。その答え方やコツや注意点などを紹介します。

目次

アメリカの面接でよく聞かれる質問6選

Tell me what you know about our company 我が社について知っていることを話して下さい。

この質問で採用者が知りたいことは、どれだけあなたがその会社に興味があり、事前に下調べをしているかということです。

もしランダムに数ある内当たればいいや的に応募していれば、この質問に対しての答え方で簡単に見抜かれます。

なぜなら会社の経営理念や企業活動や業務内容などは事前に調べていないと答えられないからです。採用者はこのポジションに応募したあなたの熱い動機を聞きたいのです。

私が以前、病院面接を受けた際、この質問をされました。

「えーーと、うーんと、とてもこの地域では大きくて有名な病院です!」

と苦し紛れに言った苦い経験があります。

もし事前にこの質問が来ると予想し調べていれば、

「こちらの病院は近隣医科大学の主要な教育病院かつ臨床病院であり、735のベッド床を持ち、州で唯一のレベル1の外傷に対応した病院であり、だからこそ、こちらで自分の技術スキルを高めさせていただきたいと応募しています!」

のような即答が出来ていたと思います。

ここで事前調べをしているかしていないかで与える印象は大きく変わりますし、やる気を見せることができます。

自己紹介してください Tell me about yourself.

この質問では採用者はあなたがどういう人なのか、そしてあなたが自分を客観的にどう見ているのかに興味があります。

ここでは簡潔に今まで自分の職務歴や達成してきたことを手短に話します。


主にキャリアの経歴に関することを話しますが、それに加え自分に関する個人的なことを交えてもOKです。

自分はどういう人間で何に興味があるのか、趣味や特技などを少し加えると親近感が増します。

私が面接を受けた時は、自分は好奇心が旺盛で、新しいことに挑戦することが好きと自己紹介で話しました。

そして過去にスカイダイビングをしたことなどを話したらとても興味をもたれました。このようなエピゾードなどは印象に残り覚えてもらえるし会話も弾むので臨機応変に付け加えるのもありです。

あなたの強みは何ですか?  What is your strength?

自分の一番の強みと思うことを一つ選んで話します。今応募している職種に役立つようなことを自分の強みにします。

例えば エンジニア系の仕事であれば問題発見、解決能力などのスキルが求められるので、そのような部分が得意なことをアピールします。

リサーチ系の仕事であれば判断力や分析力に長けてる人が求められるので、具体的な例や過去の経験をもとにストーリーにして話していきます。

私の場合は、医療系の仕事だったので、どんな環境でも順応できる順応力、コミュニケーション力の強みをメインに話しました。あと、体力が求められるので、体が丈夫で風邪は滅多に引かないことや、以前の勤め先でも風邪で休んだことは無い ことなどを強調しました。

あなたの弱みは何ですか?   What is your weakness?

採用者はあなたの弱点を聞くことで、あなたが客観的に自分を見ることができ弱点を認識しているか。そしてそれを正直に話すことが出来るのか、そしてその弱点を克服しているために努力していることは何かを聞きたいのです。

例えば、シャイな部分がある場合、それを正直に言って、その上でその弱みを克服するために努力していることを話します。

人前でプレゼンすることが苦手だけれども、そういう環境に慣れるため少しずつ場数を増やして少しずつ良くなってきている、パブリックスピーチクラスを取っていて今は前よりも改善してきている。といったようなことです。

これもとっさに思いつくことではないので事前に何がいいか考えておきましょう。

この仕事にあなたが適任だと思う理由は何ですか? Why do you think you are the best fit for this job?

この質問には、自分こそが相手が求めている人材であるということをはっきり答えるべきです。

上述したように病院の求人であれば 患者対応スキルやコミュニケーションスキル、セールス系の仕事であれば 客対応スキルや問題解決スキルがある人が求められます。

その求人の職務内容記述欄からどういう人材を求められているのかを調査し、そして自分の具体的な過去のストーリーや達成した成果などを盛り込みながら自分がこのポジションに最適な人間であるということをアピールしましょう。

Behavioral questionsについて

Behavioral questions は ある特定の状況下で、どう判断しどう対応したのかを過去の具体例をもとに話すことが求められます。

以下のような質問がBevavioral questions です。

  • Tell me about a time you had a conflict at work
  • Tell me about a situation where you had to solve a difficult problem
  • Do you feel you work well under pressure? If so, describe a time when you have done so

これらの質問では、問題解決力、ストレスやプレッシャーの状況下でも冷静に仕事ができるかを判断されます。これらにはSTAR メソッドで答えていきます。

STAR メソッドとは

Starメソッドとは、仕事に関しての課題にどう対処するかについて面接で聞かれた時、それに答えるための答え方テクニックです。

例えば 以下の質問に対してSTARメソッドで簡単に例を挙げて説明します。

過去に困難なシチュエーションをどう対処したか、その時のことを話してください。Tell me a time when you handled a challenging situation. 

Situation  過去に起きた特定の事柄やのシチュエーションをまず提示します。

例)私が医療機器の会社で働いていた時のことですが、機械を購入して設置してもらったクライアントから機械の動作環境が望んでいたものと違うという大きなクレームが入ることが度々ありました。

Task その時のあなたの立場を提示します。

例)その当時は私は本部のセールス部に勤務しており、地方の受注後のフォローアップは現地の営業に任せていました。

Action その問題を解決するために実行した手段を説明します。

例)まずクライアントに機械設置後も頻繁にコンタクトを取り、フィードバックを聞き、不明な点があれば本社からアプリケーション操作説明を手配したりするなどフォローアップに力を入れました。

Result あなたの取った行動がどんな結果をもたらしたかを説明します。

例)受注後もこまめに連絡を入れ様子を聞くことで顧客満足度もあがりクレームの数を減らすことが出来ました。

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面接におけるTIPS

  • 過去のサクセスストーリをいくつか選び具体例として話せるように準備しておきます。
  • 必ず自分の過去の経験をもとにストーリーを作っていきましょう。面接用にでっち上げたストーリーは見抜かれます。なぜなら採用者は採用のプロで今まで多くの人を面接しているので正直に話しているか否かは長年のプロの勘でわかるものです。
  • I don’t know は極力言わないようにしましょう。もし何も思いつかない場合は正直に 今は具体例が思いつかないので後でこの質問に戻ってきてもいいか聞いてみましょう。

まとめ

今回は英語面接でよく聞かれる質問例と答え方のコツなどをまとめてみました。

面接を成功させるには何よりも事前準備が重要になります。過去の出来事を思い返し、この質問が来たらこの話みたいな出せる引き出しを多く持つようにしましょう。

こちらも良かったら参考にしてください。

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