【海外に住みたい方必見】オペア留学制度がおすすめ(体験談含む)

みなさん、オペア留学制度をご存知ですか。

私が初めてオペア留学制度を知ったのは今から14年前。

主人の仕事の都合でアメリカに来た当初、語学学校で知り合った日本人の子がオペア留学で来ていました。海外留学に関しての情報は色々知っているつもりでしたが、当時この制度に関しては全く知りませんでした。

その子はアメリカ人のお宅にホームステイをしながら、現地の3人の子供たちの面倒を見ていました。語学学校にも通い、週単位でお小遣いをもらい、更に週末には友達と遊んでいて、とても楽しそうに過ごしていました。そんな素晴らしいシステムがあることを私ももっと早く知っていたら、色んな国に住めるチャンスがあったのになーと当時は思ったものです。

今はその当時よりももっと色んな情報が沢山ネットで出ていると思いますが、この記事は私が出会ったオペアの子たちから聞いた体験談も混ぜ込みながらアメリカのオペア留学システムについて紹介したいと思います。

目次

アメリカオペア留学制度について

オペア留学とは

オペアはアメリカでは1986年に導入された国際文化交流プログラムです。一年間ホストファミリーの家に滞在しフルタイムで現地の子の育児や家事をする見返りに報酬をもらい、文化交流や語学習得しながら生活する留学制度です。

オペア留学の条件

  • 18歳から26歳までの健康で子供好きの男女(*国によって年齢制限が変わってくるようです。27歳以上でも大丈夫な国あります! 詳しくはこちら)
  • 車の免許を持ち、車の運転ができること
  • 生活レベルでの英会話ができること。
  • 高卒以上の学歴
  • 犯罪歴がないこと
  • 渡米時までに、250時間以上の証明できる保育経験を持っていること。

運転に関してー日本で車の運転ができる方であれば、アメリカの運転はもっと簡単です。大都会でなければ、道路の車幅は広く人が車道の横を歩いてたりすることも滅多にありません。ある程度最初に練習すれば右側走行はすぐ慣れます。実際私の周りには日本でペーパーで普通にこっちで運転している人は多いです。

英語に関してー生活レベルでの英会話ができることとありますが、英検2級位の英会話力があればほぼ大丈夫です。私が会ったオペアの子たちもそれ位の英語力レベルでした。英語は英語圏に住んで英語を話す環境に身を置いてこそ上達します。まだそのレベルに達してないからと日本で英語を独学で勉強するよりも来ちゃったほうが上達は早いです。

私が試して英語が上達した方法はこちらで紹介しています。

保育経験についてー保育士の資格がなくても渡航までにボランティアやベビーシッターなどで経験を積むことは充分可能です。実際、私が会ったオペアの子(4‐5人)の中で保育士の資格がある人は一人しかいませんでした。持っていた方が有利ではありますが、無い場合でも大丈夫なことが多いです。最初の面接で、保育経験が無いけれども子供と遊ぶのは大好きだし、勤勉で仕事には責任感がある、且つその国の文化に興味があって沢山学びたいなど熱意を見せることが大事です。相手は資格云々よりもあなた自身の人柄や誠実さを重要視しています。

自分の英語に自信がない、ホストファミリーと上手くやれるか、仕事はできるのか、などなど不安や心配は尽きないものです。

赤の他人それも国籍も違えば話す言葉も違う人同士が突然屋根の下で暮らし始めることに不安を感じない人はいません。

ただこのようなオペア制度を利用するホストファミリーは、働きながら文化や語学を習得したいという目的で来るあなたを応援したい、力になりたいという優しい人である場合が多いです。完璧な英語を話す完璧なベビーシッターが来るとは思っていないのです。

誠意を持って接し、分からないことは正直に聞き、常に学びの姿勢と、前向きな態度で、更に子どもたちと楽しく過ごしていたら向こうはきっとあなたのことが好きになるでしょう。

それでも何らかの事情で万が一ホストファミリーとうまくいかない場合は、エージェントに相談し、それでも上手くいかない場合はオペアをやめることは可能です。

あまり深く考えすぎず最悪ダメだったら帰ってくればいいやくらいの気持ちでチャレンジしてみていいのではないでしょうか。

アメリカのオペア仕事内容の一例

  • 一日最大で10時間、週に45時間働きます。
  • 週に1.5日休みが取れます。
  • 月に一回、週末休暇(金曜の夜から月曜の朝まで)を取ることが出来ます。

登録するエージェントや、オペアするファミリーによっては仕事内容や条件、スケジュールなどが変わってきます。

私が最初に会ったオペアの子は3人の子供の世話をしていました。

3人とも就学児だったので、子供を学校に朝送迎したら夕方まで自由な時間を過ごしていました。そしてその自由時間で語学学校に通ったり友達と遊んだりしていました。その子は掃除やお料理などはまったくやらなくてもいいといわれていたようですが、それも滞在する家族によって違うようです。

また他に、旦那さんがアメリカ人で奥さんが日本人で子供が3人いるファミリーで働いていたオペアの子は、ご飯の準備や後片付け、子供の日本語学校の宿題まで手伝っていました。

オペアの仕事は基本、子供に関係している仕事、例えば子供の朝ごはんやスナックを準備したり、子供の宿題を見てあげる、寝かしつけなどです。

後から、都合のいい様に使われないためにも、最初に仕事の内容を確認して、やることやらないことをはっきり線引きすることをおすすめします。

オペア費用

オペア留学の魅力は何といってもその費用の安さでしょう。最初にエージェントを通してオペアプログラムに登録するためその費用やビザ取得の費用など初期費用はそれなりにかかりますが、それでもトータル20万から30万ほどです。飛行機代は負担されます。

更にオペアとして働き始めたら週に$195.75お給料が支給されます。(住む場所により金額は変更することがあります)

住む場所、食事は提供されるので自分の貯金を減らすことなく、滞在費を賄うことが出来ます。

オペア申し込み&登録方法

日本のエージェントを通して申し込む方法と、自分でマッチングサイトに登録する方法とあります。

費用を安く抑えたいなら自分で登録する方が断然お得です。

現地に行ったら、嫌でも書いたり話したり英語でコミュニケーションを取らないといけない場面が多々あるので、その第一歩を踏み出す意味でも、自分で申し込むのはいいことだと思います。

といってもやっぱり全て自分で手続きするのは不安という方は、数社のエージェントのサポートや金額など比較して一番自分に合ったところに決めたらいいと思います。

自分で登録する場合は、以下のオペアマッチングサイトがあります。全てに登録して一番自分にあったオペア先を見つけるのもありです。

まとめ

オペア留学制度とはホームステイしながら現地の子供の世話をする と同時にその国の文化や語学を学べ、更に一年で100万ほどのお給料まで支給される素晴らしいプログラムです。お金をかけずに英語と文化を同時に学べ給料までもらえることなんて機会はそうありません。

年齢が制限されているので、海外に住むことに興味のある方は、可能なうちにこのプログラムを利用して未知なる世界への新たな一歩を踏み出してほしいと思います。

自分を変えたい、新しい自分を見つけたい、自分の可能性を広げたい、人とは違った生き方をしたい。といつも考えているならぜひ勇気を出してチャレンジしてみてください!新たな世界が広がります。

自分は海外に向いているかな?と思う場合はこちらを参考にしてください。

オペア留学ではビデオチャットを通して採用時の英語面接あることも多いです。こちらの記事もよかったら参考にしてくださいね。

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