【アメリカ国内】引っ越し業者の見積もりを比較してみて分かったこと

日常のこと
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こんにちは。

この度、ウイスコンシンからカリフォルニアに長距離引っ越しをすることになりました。新しい土地への引っ越しは、どのように引越し荷物を運ぶかが一番の難題です。

今回は4社の引っ越し業社に見積もりを依頼し、見積額を出してもらいました。我が家の荷物の量における各社の見積額の詳細を簡単に紹介したいと思います。

我が家の引っ越し荷物の量(目安)

我が家は4ベッドルーム 2000スクエアフィートの大きさです。家具で持っていく予定なのは、

  • マットレス キングサイズ
  • マットレス ツインサイズ 2つ
  • フラットテレビ 48インチ
  • 電子ピアノ
  • 自転車 二つ
  • ソファー(持っていかない可能性もあり)
  • ダイニングテーブルと椅子6脚(持っていかない可能性もあり)
  • 更にパーソナルアイテム、本や食器、服など段ボールにして約80−90箱分

今回、見積もりに来てくれた業者が、見積もってくれた我が家の荷物の総量(重さ)は大体 5000lbから7000lbくらいでした。

引っ越し走行距離は?

今住んでいるウイスコンシン州からカリフォルニアの引っ越し先までは、おおよそ距離にして2200マイルです。走行時間にして32時間です。

引っ越し業者へ見積もりの依頼

大体の市場の相場を知りたかったので、4社に見積もりを依頼しました。見積もりはFacetime のようなバーチャルのみという業者もあれば、わざわざ足を運んで実際に家に来て見積もりをしてくれる会社もあり色々です。

引っ越し費用は結構高いので、個人的には、足を運んで誠意を見せてくれる業者が信頼出来ると思います。接客態度や応対ぶりを見て、仕事を依頼しても大丈夫そうか大体の推測は出来ますし、実際のものを見てもらえた方が、後からのサプライズも少ないと思います。

見積もりを出してもらったのは以下4社になります。

Allied Van Lines アライド バンライン

まずWebサイトにあるフリーダイヤルに電話して見積もりを依頼しました。サイト上でFree Quoteをリクエストすることも可能ですが、結局電話がかかってくるのでのこっちから電話した方が早いです。

この手の大手の会社はローカルの引っ越し業社と提携していて、後からそのローカル業者がコンタクトを取ってくれて見積もりに来てくれます。

担当の人は、その約束の当日、時間にも遅れず、マスクも着用し(コロナ禍なので安心です)礼儀も正しく高印象でした♪

持っていくものやいかないものを見せながら家の中を案内します。向こうは手早くアイパッドにてリストを作っていきます。大体30分くらいで全て終わり、帰った二時間後くらいには見積書が送られてきました。

見積もり結果

見積もりは最小限の家具のみ(少なめ)と、持って行きたい家具全部(多め)の二つをお願いしました。以下がその重量と金額になります。

  • 少なめ(最小限の家具のみ)  荷物量 4,900 lb. 金額$7,657
  • 多め(持っていくかもしれない家具も全て込み) 荷物量 6,100 lbs 金額$9,664

この見積もりはあくまで目安というとこで、引っ越し当日の実際の荷物の重さ次第で、金額は変わるそうです。

この会社はカスタマーサービスの良さで評判が高く、来てくれた人の対応の良さからも信頼できそうな印象でした。

United Van Lines ユナイテッド バンライン

ユナイテッドバンラインもWebサイトのフリーダイヤルに電話し見積もりをお願いすると、ローカル業社が次の日コンタクトしてきてくれました。

ここのローカル業者は、我が家から70マイルも離れていたのにも関わらず、お願いすると快く家に来て見積もりを出してくれました。

この担当者にも同じように二つ見積もりを出してもらいました。

見積もり結果

  • 少なめ 荷物量4,843lb    金額$10,203
  • 多め  荷物量6,632lb    金額$12,015

Two Men And Truck トゥーメン エンド トラック

ここは同じエリアや近郊のみの引っ越しに対応する会社だと思っていたんですが、サイトを見るとロングディスタンスの引っ越しも対応してるとのことで、見積もりを依頼してみました。

細かく家具のリストが書かれた書類がメールで送られてきて、それを返信して見積もり金額を出してくれるという仕組みでした。

今までと同様、持っていくものをリストにチェックして、大体今までの見積もりで荷物の重さは分かっているのでそれを記載し送りました。

見積もり結果

  • 荷物量 840lb   金額$15,435

この重さから家具だけの計算だと思うのですが、それにしては随分高いです。

恐らく理由としては、トラック一台と二人のスタッフがここから2200マイル実際に運転して現地に行くので、その分のかかる費用(ガス、食費、滞在費、労働時間やその他諸々)を加味するとこのくらい高額になるんだと思います。

大手の会社は、大きなトレーラーに、私たち以外に同じ方向に引っ越す人たちの荷物を一緒に乗せられる、現地と引っ越し先の会社はまた違ったりするので、幅広く仕事を網羅できる分そこまで高くないのかなという感じです。

Colonial Van Lines コロニアルバンライン

ここはバーチャルのみの見積もりで、Zoomで家の中のものを見てもらいました。対応も他に比べると若干適当なあまり誠意が感じられない気がしました。

見積り結果

  • 荷物量 3,475 lbs.  金額$4,826.93

他と比べて明らかに安いです。そして契約した時点でデポジットとして$1,865.62支払うように契約書に書いてありました。こういう値段が明らかに安かったり、デポジットをすぐ要求するようなところはレッドフラッグだと思います。

引っ越し業社を決める時に気をつけたいこと

引っ越しを依頼する前に、その会社について以下の情報を調べてから契約することをお勧めします。

1. 引っ越し荷物や車などを輸送するためには、どんな会社も必ずFMCSA (Federal Motor Carrier Safety Administration) から発行されたDot Numberというものを持っています。

この引っ越しサーチツールにそのDot numberを入れて検索することで、その会社がた正真正銘のライセンスを持った会社ということが分かります。

2. BBB(Better Business Bureau)  で会社をチェックする

BBBとは、不正な広告や販売などから消費者を保護するために発足した団体です。例えば詐欺的、不正的な販売などがあった場合に、BBBにクレームをすることで、その会社に対して問題を解決するよう要求してくれます。

なので、このBBBのサイトでその会社のRatingやクレームの数や内容などを事前にチェックすることで、被害者になることを避けることができます。

まとめ

今回の記事では、長距離引っ越しの見積もりを4社にお願いし、その見積もり金額やサービス内容や対応などを比較、検討してみました。

引っ越し業社は、最初は安い値段で契約させ、さらに荷物を受渡しの時に過剰な金額を要求するなど詐欺的な業者も多いと聞きます。

値段だけで決めず、念入りにカスタマーサービスやBBBの評価などリサーチし、信頼のおける会社なのかを調べてから決断しましょう。

今後、引っ越す予定の方のお役に立てれば嬉しいです。

引っ越しチェックリストなどもまとめてあるので良かったらこちらも見てくださいね。

依頼した引っ越し業社、かかった引っ越し費用や引っ越しの流れなど引っ越し当日の記事です。良かったら参考にしてくださいね。

 

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